【ここだけ読めばOK!】メルカリの利用規約で知っておくべき12の注意点を簡単に解説

利用規約の解説

IT系ベンチャー2社で法務責任者を務めてきたHalzo(ハルゾー)です。

 

メルカリを使い始めた方、もしくは、これから使おうという方で、

  

  • 利用規約をよく読まず同意しちゃったけど、大丈夫かな、、
  • でも、利用規約って長いから後で読むのも面倒だなぁ
  • そもそも利用規約って読まなきゃいけないの?

 

っていう不安や疑問をお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか?

 

利用規約は、全部読む必要はないですが、私たち個人と会社との「契約書」に相当するので、最低限、損をしないために、以下のポイントは把握しておくべきです。

  1. アカウント停止(いわゆるBAN)される基準
  2. お金関係(売上金・支払い・返金)
  3. 退会ルール
  4. 著作権(投稿情報の使われ方)のルール

 

そこで、みなさんの代わりにメルカリの利用規約を読み込んで、「ここだけは知っておくべき

 

という注意点を12点、絞り込んだので、共有しておきます。

 

結論は以下のとおりなので、時間がない方は、この図だけでもご覧ください。

(出典)メルカリ利用規約より管理人が整理

 

この注意点は、悪気がないのに「うっかり or 知らなくて、やってしまった」となりがちな項目に絞っています。

※一般的に「やってはいけない」ことが明らかで、悪意がある人にしか関係しない項目は、除外していますので、ご了承ください。

    

以下で詳細を説明していますので、お時間のある方はお読みください。より安心してメルカリを利用いただけます。

 

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  1. メルカリの利用規約 12の注意点
    1. アカウント停止(いわゆるBAN)を避けるための注意点
      1. ①1人で複数のユーザー登録はできない。〔4条2項〕
      2. ②売買上の禁止行為がある。〔8条〕
      3. ③禁止された商品を出品すること〔9条2項〕
      4. ④特定のユーザーに向けた商品を出品すること〔9条5項〕
      5. ⑤古物営業法に違反すること〔9条4項〕
    2. お金関係(売上金・支払い・返金)の注意点
      1. ⑥販売代金の10%、売上金の現金化に200円が手数料としてかかる〔13条1項〕
      2. ⑦売上金は、取引完了から180日以内に現金化しないと失効する〔13条2項〕
      3. ⑧購入者が商品受領後に受取評価し、その後、出品者が購入者評価しないと取引が完了しない〔12条〕
      4. ⑨購入者による評価前に、取引キャンセル・返品すれば、メルカリ経由で返金できる〔11条5項〕
    3. 退会ルールの注意点
      1. ⑩取引の最中は退会できない〔6条1項〕
      2. ⑪売上金、メルペイ残高、ポイントを残したまま退会できない〔6条1項〕
    4. 著作権(投稿情報の使われ方)に関する注意点
      1. ⑫投稿した写真、動画、情報などは、メリカリが自由に利用できる〔20条2項〕
  2. その他の条項は確認しなくていい?
  3. アプリから利用規約を確認する方法
  4. 他の関連する規約は確認しなくていい?
  5. まとめ

メルカリの利用規約 12の注意点

 

アカウント停止(いわゆるBAN)を避けるための注意点

法律や利用規約に違反するとアカウント停止されると書かれています(5条1項)ので、次の内容は最低限、知っておくと良いでしょう。

 

①1人で複数のユーザー登録はできない。〔4条2項〕

メルカリ内の掲示板「メルカリボックス」によると、確実にアカウント停止になる厳しい禁止事項であるとのコメントが多いです。

  

メルカリ側からの説明はありませんが、実績づくりのために商品販売の自作自演ができることが理由の1つだと思います(メルカリに10%手数料を取られるので、メリットは薄い気がしますが)。

 

「メルカリガイド」の説明によると、アカウントを廃止後、新しいアカウントを取得する事もできないので、注意が必要です(アカウントを復活させる手続きしか存在しない)。

 

②売買上の禁止行為がある。〔8条〕

メルカリガイドには全部で33種類の禁止行為があがっていますが、悪意なくやってしまいそうなものとして、以下の4つがあります。

 

メルカリを介さず、直接代金をやり取りすること

相手にお願いされて、良かれと思って直接支払いに応じないよう、気をつけましょう。

 

メルカリは、詐欺などのトラブルを防ぐため、メルカリが出品者と購入者の間に立って、代金の支払いと商品の受け渡しを代行してくれる「エスクロー」という仕組みを採用しています(今となってはフリマアプリでは当たり前になりましたが)。

 

せっかくの安全な仕組みですので、しっかり活用していきましょう。

 

出品者の親族や関係者が購入すること

これも知らないと、うっかりやりかねない違反事項です。

 

メルカリはうまく使うと配送料を安く抑えられるので、遠方の親族に送りたい時に使いたいと考えるかもしれません。

 

でもこれはサービスの趣旨に反する使い方なので、禁止ですね。

 

法令上の許可・届出・免許等がなく出品すること

法律を知らないと、うっかりやってしまいそうですが、「メルカリガイド」には、代表例として、以下の2つが掲示されています。

  • 食品を製造して販売する
  • 酒類を継続的に販売する

 

出品時に手元にない商品を出品すること

在庫リスクを減らそうとして、まだ手元に無いものを販売してはいけません、ということです。

 

無在庫販売と呼ばれる方法ですね。これも禁止ですので、やらないようにしましょう。

 

③禁止された商品を出品すること〔9条2項〕

メルカリガイドには、全部で32種類の禁止商品が掲示されていますが、その中で、知らないと出品してしまいそうなものは、以下の7点だと思います。

  • 医薬品、医療機器
  • たばこ
  • 農薬、肥料
  • チケット
  • ゲームアカウントやゲーム内の通貨、アイテムなどの電子データ
  • サービス、情報商材
  • 福袋 

 

医療機器、農薬、肥料は法律で規制があるものです。

 

意外なのは福袋ですね。中身がわからず、トラブルになりやすいからのようです。注意しましょう。

 

④特定のユーザーに向けた商品を出品すること〔9条5項〕

親族との売買禁止と似ていますが、親族以外の特定の誰かに向けた出品も禁止されています。

 

メルカリでは、「〜様 専用」という出品を見かけますが、本来はNGということですね。ただ、削除されていないところを見ると、黙認されるケースもあるようです。

 

「〜様 専用」というのは、購入者が値下げ交渉をした結果、せっかく出品者に合意してもらえたのに、いざ値下げしたとたん、別の人に横取りされてしまう、という懸念を回避する方法として使われるようです。

 

内容にもよると思いますが、特に悪質な理由でない場合は、事実上、メルカリ側も許容しているのかもしれません。ただ、違反であることには変わりないので、注意しておきましょう。

 

⑤古物営業法に違反すること〔9条4項〕

仕入れた物を売るときに要注意な法律の代表格です。

 

中古品を売るときは古物営業法の免許が必要です。

 

また、新品であっても、一度、誰かが購入した新品を、販売目的で仕入れ、それを新品として売る場合も古物営業法の対象になってしまいます。

 

詳しくは、こちらのサイトの説明がとても参考になります。

 

免許を持っていない方は、うっかり違反になってしまわないか、注意しましょう。

 

お金関係(売上金・支払い・返金)の注意点

  

⑥販売代金の10%、売上金の現金化に200円が手数料としてかかる〔13条1項〕

利用規約には、「メルカリガイド」で定められている、と書かれています。一度は見ておきましょう。

 

特に、売上金の現金化(引出し)は、毎回200円かかってしまうので、無駄に引出し回数が増えないよう、注意が必要です。

 

⑦売上金は、取引完了から180日以内に現金化しないと失効する〔13条2項〕

最も注意が必要な事項の1つです。くれぐれも現金化(引出し)しそびれないよう、注意しましょう。

 

但し、メルカリ上で、本人確認の手続きをして、「メルペイ残高ユーザー」になると、この180日の制限はなくなります(売上金が「メルペイ残高」という表示に変更されます)。

 

そのため、メルカリの本人確認手続きは、できるだけ早く済ませたほうがよいでしょう。

 

⑧購入者が商品受領後に受取評価し、その後、出品者が購入者評価しないと取引が完了しない〔12条〕

メルカリ独特のルールだと思いますが、購入者、出品者が商品の到着と決済の完了後、お互いを評価して初めて取引完了となります。

 

ただし、届いた商品に問題があって、取引をキャンセルしたい場合は、購入者は評価をしてはいけない事になっているので、注意が必要です。

  

一方、商品に問題がないのに購入者が評価してくれない場合は、決済の完了後、2週間経つと、メルカリの判断で取引を完了させてくれます。〔第12条3項〕

 

⑨購入者による評価前に、取引キャンセル・返品すれば、メルカリ経由で返金できる〔11条5項〕

届いた商品に問題があった場合の対応(返金)は、基本、出品者の責任で行うとされています。

 

ただし、購入者が評価する前に両者で交渉し、返品を済ませた上で、取引のキャンセルをメルカリに連絡すれば、メルカリを経由して購入者に返金できることになっています。

 

退会ルールの注意点

 

⑩取引の最中は退会できない〔6条1項〕

購入代金の支払いや、商品の配送が終わっていないと、退会できないことになっています。

 

購入者に受取評価をしてもらわないと代金が支払われないルールになっていますが、購入者は受取評価せずに退会はできないので、出品者(売る側)にとっては安心な退会ルールです。

 

⑪売上金、メルペイ残高、ポイントを残したまま退会できない〔6条1項〕

端数が残ったときに、意外と面倒なルールです。

 

引出しを申請して現金化する際、200円の手数料を取られますので、コンビニの買い物などをメルペイで支払うか、メルカリ内で何かを買って消費するのが良いでしょう。

 

著作権(投稿情報の使われ方)に関する注意点

 

⑫投稿した写真、動画、情報などは、メリカリが自由に利用できる〔20条2項〕

もっともあり得るのは、メルカリの宣伝目的の画像に利用されるケースです。Webサービスを運営する企業にいた私の経験からも、宣伝に利用する目的でこの条項を入れることが多かったです。

 

ユーザーとしては、投稿した写真や文章などが、アプリの中以外でも使われる可能性があることを理解した上で投稿するようにしましょう。

  

また、当然のことになりますが、他のユーザーが投稿した画像や文章を、自分の出品情報に転用することは著作権法違反になるため禁止です(この点は20条1項に記載があります)。

 

その他の条項は確認しなくていい?

12の注意点で取り上げた条項は、利用規約に占める割合で見るとこんな感じです(下記画像のオレンジ色の部分 ※あくまで文章の割合だけを確認するための画像です)。全体の15%程度でした。

(出典)メルカリ利用規約

  

その他の条項は、読むに越したことは無いですが、量が多すぎて現実的ではないでし、その必要性も低いと思います。

 

例えば、メルカリに損失を与えたユーザーに対して、損害賠償を請求するという規定がありますが、実際にメルカリがユーザーに対して損害賠償を起こすことは、よほど悪質な事件でなければ、まずありません(訴訟のコストも掛かりますので。。)。

  

その他には、メルカリが事業譲渡した場合の規定、必要な機器(ネット接続や端末等)の準備に関する規定、準拠法・裁判管轄の規定など、ユーザーが見たところで、どうしようもない事項ばかりなので、確認は不要で良いと思います。

 

なお、一般的なWebサービスの利用規約についてチェックすべき点、スルーして良い点については、以下の記事にまとめていますので、よろしければご参考にしてください。

 

アプリから利用規約を確認する方法

メルカリの利用規約をアプリ内で確認する方法は、以下のとおりです。

 

マイページの画面→ガイド→利用規約→メルカリ利用規約

 

の順番に開いていきます。

 

 

かなり奥深くにあるので、探すのがちょっと大変ですね。。。

 

他の関連する規約は確認しなくていい?

「利用規約など」のページを見ると、メルカリ利用規約以外にもたくさんの規約がありますが、個人的には、「メルカリガイド」のうち、気になる項目があれば確認しておく、ぐらいで良いと思います。

 

以下の記事で、利用規約以外の文書について、どの程度見るべきか、について書いていますので、よろしければご覧ください。

まとめ

以上、メルカリの利用規約で知っておくべき12の注意点を説明させていただきました。

 

メルカリは素晴らしいサービスですので、きちんとルールを知った上で、安心して使いましょう!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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